弁護士に依頼するメリット


弁護士に成年後見人を依頼すると費用がかかりますが、メリットは多くなります。成年後見人を弁護士に依頼するメリットを紹介します。

メリット弁護士は法律の専門家ですから、法的な問題が生じた時は心強い味方となってくれます。裁判所との連絡もスムーズになりますし、複雑な手続きや書類なども全て対応してもらえます。司法書士や社会福祉士でも成年後見人になれますが、法的な問題が生じた場合への対応には限界があります。その点弁護士ならあらゆる問題に対応できます。

本人が死亡した場合、遺産相続や財産分与で揉めることがあります。こういう場合に備えて、本人が生存しているうちに、死後委任契約や遺言書などで、後々起こりうる問題にも対処できるようになります。ただし遺言書は本人の判断能力がある場合に限ります。将来的に財産分与で揉める可能性がある場合、成年後見人を依頼する弁護士に当事者として遺産分割を依頼することもできます。財産がある人の場合は、財産管理などもやってもらえますので幅広いニーズに対応できるのが弁護士に依頼するメリットです。

弁護士ならたいていのことは代行できますが、唯一できないのが身元保証人になることと、手術の同意書にサインすることです。これは家族しかできません。

依頼する費用


費用弁護士に成年後見人を依頼する場合は、費用がかかります。報酬については弁護士による違いがありますが、申し立てや登録に必要な費用は相場があるので相場をチェックしておくといいでしょう。弁護士に成年後見人を依頼する場合にかかる費用の内訳を紹介します。

申し立てをする場合に書類を提出しますが、その書類に貼る収入印紙の費用がかかります。収入印紙代については、申し立ての種類によっても変わってきます。次に書類を郵送するのに掛かる切手代、登記が必要な場合は登記手数料です。本人の精神状態がはっきりわからない場合、精神鑑定をすることがありますが、この場合は精神鑑定費用もかかります。

これらは事務的な手続きにかかる費用です。これとは別に成年後見人を依頼した弁護士には基本報酬、成年後見監督人報酬、付加報酬などがかかります。基本報酬と成年後見監督人報酬は月々支払いますが、付加報酬は特別な場合のみとなります。報酬については、裁判所が本人の財産を元に割り出すので、人により金額は変わってきます。財産が多いほど報酬学は多くなります。弁護士に依頼すると費用がかかりますが、法律的な問題に直面した時速やかに対処してもらえるのがメリットです。

弁護士に成年後見を依頼


成年後見制度は、精神上の理由で正常な判断ができない人が詐欺などの犯罪に巻き込まれないようサポートする制度のことです。精神上の理由というのは、認知症や知的障害などを指しています。成年後見制度を利用するためには、サポート役となる成年後見人を決めなければいけません。

弁護士の無料相談成年後見人になるには特に資格などは必要なく、親族がなることもできます。ただし成年後見人の仕事を考えた時、法律に関する専門的な知識を必要とすることもあるので親族ではち対応しきれないこともあります。こういう場合を考えて、最初から第三者に成年後見人を依頼するケースが増えてきています。第三者というのは法律に関する知識が豊富な弁護士です。弁護士以外では、司法書士や社会福祉士なども成年後見人をすることができます。

成年後見制度を利用する際、本人がどのくらい判断力があるかどうかについても成年後見人の仕事は変わってきます。本人の精神状態によっては、後見ではなく補佐や補助という役割もあります。時々物忘れをするが普段は問題なく生活できている、頻繁に物忘れをする、正常な判断ができないのが通常、など状態によっても成年後見人制度は利用の仕方が変わります。

どうしたらいいかわからない場合は、弁護士の無料相談を利用してみるといいかもしれません。相談だけなので、依頼まではいきませんが悩みや疑問に関するアドバイスをしてもらえます。ただし弁護士に成年後見人を依頼するにも、申し立てや登録が必要となります。